久しぶりの投稿
お久しぶりです。
怪我してから約半年経ちました。
怪我の具合は良く今は違和感なく生活も競技もできています。
ここ数ヶ月の自分の話をしますと、怪我をしてからやっと自転車に乗れるようになり、トレーニングも順調にできていましたが、4月のレースがとことん何もかも良くなく、メンタルがかなりやられてしまっていました。レース中のトラブルや、思うように走れないなど。
5月辺りから滅入ってしまい、自転車に乗るのも嫌になり、競技もやめようと思っていました。
これで何回目でしょうか辞めたいと思ったのは、
自分には力がなかった、覚悟がなかったんだと
自分にも失望し、親にも迷惑をかけてしまいました。
年内の唯一楽しみにしてるレースの県ロードも自ら出ず、中国ロードのメンバーもほとんどが決まって、今の自分には出る資格はないと思っていました。
それでも自分を自転車に乗ろうと誘ってくれる人もいて、楽しく乗ることすら出来なくなっていました。自然と何をしてても感情がわかなくなり、笑うことも減って自分は何をしてんだと思いつつ、1日1日を無駄にしていってました。
練習も適当にチョロっと2時間家の周りを走ったり、ローラーでヒートトレーニングを30分だけやるくらいしか正直してなくて、家にいるのも暇だし家の近くで代表練があるから参加するかと思い、久しぶりに人と走るかと思って参加してみました。
正直2周目くらいまででちぎれるだろうなと思っていましたが、久しぶりに人と走ったのが楽しかったのか最後まで残れて、少し自分に自信が戻りました。
JBCF堺クリテリウムもギリギリ何とか完走することができて、調子が何故か上がっている感じでした。
さくらおろち湖ロードレースは4人逃げになって、
逃げてるメンバーの引きが強烈すぎて気持ちで負けてDNF。切り替えて中国ロードのメンバーに選ばれたらやれることをやろうと思い、代表練にもその後参加して、自分の中では納得いく練習ができていました。
監督、キャプテンに推薦していただいて代表で走らせていただくことになり、しかもAチームで走らせていただくことに、大した練習もせずなっていいのか、一生懸命やっている人も申し訳ないと思っていました。
選んでいただいたからには自分の出来ることをやろうと思い、自分の出来る準備をしました。
中国ロード
レース当日はいつも通り3時間くらいしか寝れなくて移動も自分で車で移動して、会場に到着
いつもの自分の準備をして、アップもしっかりやって
チームのミーティングをして、自分の役割をしっかりと認識し、いざスタートラインへ
昔はスタートラインに経つと心臓バクバクで緊張しまくりでしたが、最近は一切しなくなり、
落ち着いてスタート
他県のエースが前に固まっているのを見て前半から上がりそうだなと予想。
ゴール前の登りが予想通り活発に、自分は
エースが複数人動いた時だけ反応することにして、番手は真ん中かそれより少し後ろ、
自分の中では誰よりも周りをよく見れていたし冷静に判断できていたと思う。これは自分の強み展開の読みはやはり自分の武器だなと思いました。
3周目に入り、広島の皿谷さん、佐々木さんが一緒に行動してるのが増えて、何度か一緒に抜け出す光景が見えていたので、前の方に位置取りして、
キーポイントのゴール前の登りで2人で抜け出したのが見えたので自分もそれに乗る
追走が自分含め4人になり、後続ともタイムギャップは広がり、メンツ的にも最終便かなと思って、死ぬ気でついて行きました。
2段坂のスピードが強烈すぎて、だいぶ足を使ってしまい、前の4人にブリッジする前もその後もかなりきつかったです。
2段坂で佐々木さんの強烈な引きに耐えれずドロップしてしまいました。
下りを利用して何とか追いつこうとしましたが、追いつけず後ろの集団に戻ることに、
チームでのミーティングがあった通り、最後まで諦めずに走りきることを肝に銘じて走ることにして、3周かけて集団後方で休ませてもらい、
全日本の資格が貰えるのが集団の中であと4人だったので最後のゴール前で勝負すると決めて、
脚もかなり限界でつり始めてやばいなと思いながら誤魔化しつつ走り、最後の登りへ、両足つりながら死ぬ気でもがいてギリギリ10位。
全日本資格獲得出来ました。
正直自分の中ではこんな走りができるとは思っていませんでした、そして自分に1番必要だったものも分かり、自分の中ですごく影響があったレースでした。
来年はU23最後の年
全日本に向けて今から準備して、しんどい時もあるけれど逃げずに立ち向かって、今まで支えてもらった人にしっかりと恩返しできる走りとリザルトを残したい。
まだまだシーズン途中ですが、自分に喝を入れて
自分を超えていきたいと思います。
本当になんで調子がこんなにも上がったのかは自分にも分かりません。
でも年々確実に強くなってると思います。
メンタルの浮き沈みだけなければもっと強い選手になれると思うので、そこを意識して頑張りたいと思います。
口だけではなく行動で示せればなと思います。